11月となりました。
1日から3日まで3連休となり、週が明けての火曜日は、「薬物乱用防止教室」が開かれ、健康を脅かす薬物について理解を深めました。水曜日は、「東雲キッチン」、木曜日には「収穫感謝祭」があり、行事に彩られての月初めとなりました。やっと、秋らしくなり、朝晩は気温が下がる日もあって、あれだけ暑かった9月、10月はどこに行ったのだろうかと不思議に思います。
さて、この秋を、皆さんはどのように過ごしているのでしょうか。部活動に頑張っている人も多いと思います。また、高校3年生は、進路決定に向けて、ラストスパートをかけていることでしょう。
本校では、「愛」と「希望」と「勇気」を大切にしていますが、様々な困難にぶつかって、なかなか前に進めないと思うとき、心が暗くてどうしても頑張れないとき、どうしてこんなに苦しいのだろうと思うとき、そういうときこそ「希望」を持ち続けたいものです。
人生には、どうしても思い通りにならないときがあります。先のことを考えると不安になります。過去のことを思い出すと、ため息ばかりが出てきます。まるで、トンネルの真っ暗闇の中にいるようなものです。
ても、出口のないトンネルはありません。いつかは、必ず、光が見えてくるはずです。時間が過ぎて、少し力が湧いてきて、立ち上がることができたなら、勇気を持って、踏み出しましょう。一歩、一歩でいいのです。いつかは、出口に到達できるはずです。トンネルを抜け出せば、急に視界は明るくなり、違った世界が見えてくるでしょう。
金曜日には、中学1年生の皆さんに、お茶を点てていただきました。お菓子は季節の果物「柿」でした。2年生にはお花を活けていただきました。紫色と白の「風車菊」、「リンズ柳」、「シャガ」を組み合わせて、静けさの中にも活力を感じさせる秋の風情が醸し出されています。
今日の会話は、「うれしい時は?(partⅡ)」という問いに対して「友達のために何かして、笑顔でありがとうと言われた時」「部活で後輩から感謝されたり褒められたりした時」「人に頼られた時」「何かをやり遂げた時、そして褒められた時」「習い事で頼られた時」「みんなとおしゃべりをいっぱいした時」「ホームのみんながお願いしなくてもきちんとやってくれる時」などという回答をいただきました。
秋が深まっていきます。皆さんに取りまして、今週もすてきな週末となりますように。
