2023年1月27日金曜日

寒波にも負けず

 新学期となって3週目です。
 今週は、火曜日に中学校の後期入学試験の合格発表がありました。4月から新しい仲間が加わり、この「東雲」に、さわやかな風とみなぎる力をもたらしてくれることを心待ちにしています。
 中学2年生は、同じく火曜日に学力推移調査を行いました。しかし、途中で暴風雪警報が発令されましたので、残りは翌日の午後から実施することになりました。
 高校3年生は、同じく火曜日から学年末考査が始まりました。雪の影響で水曜日は、午後からの登校となりましたが、みんな一生懸命に取り組んでくれました。金曜日まで予定通りテストを行うことができ、後は月曜日の一日だけとなりました。
 水曜日は、中学生・高校2年生対象の「しののめキッチン」が開かれる予定でしたが、大寒波で朝は路面凍結が予想されましたので、危険を避けるため、午後からの登校とさせていただきました。生徒の皆さん、保護者の皆様に御迷惑をおかけしましたが、転倒事故などもなく、一人のけが人も出ませんでした。また、「しののめキッチン」は、2月1日に延期していただきました。「午前中待機」に快く御協力いただき、ありがとうございました。
 金曜日は、中学生の総合的な学習で、1年生には、お茶を点てて持ってきていただきました。お菓子は、季節にちなんで「水仙」でした。2年生には、「ラッパ水仙」「アオモジ」「麦の穂」を組み合わせて、春の到来を感じさせる明るいお花を活けていただきました。3年生は、スプリングフェスティバルに向けて、お箏の演奏に精を出してくれたことでしょう。
 今日も皆さんとお話をして、「今頑張っていること」を聞きました。「マーチング全国大会の仕上げ練習」「クラシックバレー発表会の練習」「週末にあるバドミントン大会の練習」「勉強と部活動の両立」などと、すばらしい答えが返ってきました。
 また、金曜日は、16時30分から1時間程度、約30名の保護者の皆様と、本校の教職員とで教育懇談会を行いました。いろいろとお話ができて、有意義なひと時となりました。
 週末は、高校バレーボール部、中学バドミントン部、かるた部が大会です。受験に臨む高校3年生の皆さんも、大会に臨む部活動の皆さんも全力を出し切ってください。

2023年1月20日金曜日

大寒の中で

 新学期となって2週目です。皆さんは、少しずつリズムができてきたところでしょうか。今週は、高等学校の推薦入試があり、火曜日はお休みでした。50名近くの受験生が試験に立ち向かっていただきました。新しく、4月から仲間に加わっていただき、ともに学び、ともに笑える日を心待ちにしています。
 中学3年生は、水曜日に実力テスト、高校1・2年生の進学コースは、木曜日に実力診断テスト、そして、金曜日は、全校を挙げて「第3回実用英語検定」を受検しました。皆さんにとって、たいへん忙しい週となりましたが、将来のためのトレーニングや資格なので、みんな頑張って取り組んでいました。

 水曜日は、高校生対象の「しののめキッチン」が開かれました。「ふわとろオムライス」「かぼちゃのポタージュ」「ひとくちドーナツ」と、たいへんおしゃれで、おいしく、大盛も用意されていましたので、ボリュームたっぷりのランチでした。(インスタグラムで紹介されています。)

 大寒の日、今日、金曜日は、中学生の総合的な学習の時間がありました。1年生には、お茶を点てて持ってきていただきました。お菓子は、「福袋」で、おめでたいお正月にぴったりのお菓子でした。2年生には、紫色の「アイリス」を中心に、白い「カスミソウ」と緑の「シャガ」、そして春を感じさせる「綸子柳」を配して、清々しい花の空間を創造していただきました。3年生は、お箏の演奏に精を出してくれたことでしょう。
皆さんとお話をして、「今頑張っていること」を聞きました。「部活動」「宿題を早く終わらせて絵を描くこと」「時間通り行動すること」などと、すばらしい答えが返ってきました。
 3学期の第2週、皆さん今週もよく頑張りました。週末は、中学バレーボール部は、県大会が今治市と西条市であります。これから受験に臨む高校3年生の皆さんも、部活動や大会がある皆さんも、それぞれの場面で、日頃の成果を十分に発揮してください。
 ここ一番で、全力を出し切ろう「東雲lady」たち。

2023年1月13日金曜日

3学期の第1週です

 新学期を迎え、今週は火曜日からのスタートでした。大掃除や始業礼拝、そして課題テストとけっこうハードなスタートでした。
 正月4日には、県内過去最多となる5,219名のコロナ陽性者が出ましたが、本校では、校内での感染はない状態で、今週が終わろうとしています。生徒の皆さんの、手洗い、マスク、黙食等の励行のお蔭です。念のための自宅待機も含めて、御協力ありがとうございます。

 今日は、共通テストを受験する3年生の激励会をしました。最後まで粘る者に勝利の女神がほほ笑むという、体験に基づくお話をしました。明日の土曜日、明後日の日曜日と、本校生徒が実力を出し切ることを心から願っております。浪人をして頑張っている卒業生にも、栄冠が輝くことを強く願っています。

 今日は、中学生の総合的な学習の時間がありました。1年生はお茶を点てて持ってきてくれました。2年生は、お正月らしい松の緑を中心に、紫色の「デンファーレ」、白い「スプレーマム」を配して、力みなぎるお花を活けてくれました。3年生は、お箏の演奏に精を出したことでしょう。
 3学期の第1週、皆さんよく頑張りました。週末は、共通テストや模擬試験、部活動や大会など、それぞれの場面で全力を出し切ってください。
 ここ一番で、勝負に出よう「東雲lady」たち。

2023年1月10日火曜日

始業礼拝にて

 新年を迎えました。あけましておめでとうございます。令和5年、2023年の歳の初めを、皆さんは、どのように過ごされましたか。

 私は、この8日(日)には、卒業生の皆さんを本校にお迎えして成人を祝う「ホームカミングディ」という行事に参加いたしました。2年前に卒業した30名ほどの皆さんが集い、旧交を温め、お互いの成長を確かめ合いました。代表の方が、成人の誓いを述べられましたが、しっかりとした内容と態度で、頼もしく感じました。卒業生の皆さんは、懐かしさに満ちた、和やかな雰囲気の中で、2時間ほど歓談をし、二十歳の記念にふさわしい一日を過ごされました。
 9日(月)には、本校生徒が生けた花で式典に彩(いろどり)を添えた、秋山好古先生の生誕祭に出席をしました。東京から、秋山家のひ孫さんも出席されたほか、カンボジアやウクライナからの留学生も参加されました。印象に残った話としては、弟の真之さんが新聞を読んでいるときに、「自分の考えがない者は新聞など読んでも役に立たん」と好古さんが注意をしたという話でした。「まずは、自分の考えをしっかり持て」ということを教えたわけです。軍人として、後に教育者として生きた秋山好古先生の考えがよくわかるエピソードでした。

 さて、年が改まりましたので、少しずつ自己変革にチャレンジしていきたいものです。人は二面性を有しており、「すばらしい自分」と「まだ不十分な自分」がいます。「すばらしい自分」を認め、ほめてやると同時に、「まだ不十分な自分」にも気づき、その不十分なところを、今年一年かけて、少しだけ進歩させていきましょう。
  坂村真民さんの詩に「しんみん五訓」という詩があります。
   クヨクヨするな
   フラフラするな
   グラグラするな
   ボヤボヤするな
   ペコペコするな

 この詩にならって、私は、「まだ不十分な自分」を進歩させるため、心を揺るがすような衝撃的なことが起こった時でも、平静な心を保てるようになりたいと考えています。そこで、
   オロオロするな
   オタオタするな
を「今年の二訓」としたいと思います。死と隣り合わせの軍人として生きた秋山好古先生の生誕祭で、改めて、そう思いました。

 最後に一つお願いがあります。それは、携帯電話の校内ルールについてです。
本校では、これまで、スマートフォンを持ち込み禁止としていました。しかし、通信技術が進化し、便利で高機能のものが、安く提供されるようになり、従来型の携帯電話と入れ替わって、スマートフォンが主流という状況になっています。
 そこで、本校では、「これまでの携帯電話の代わりにスマートフォンを持ってきてもよい」というところだけを変更点として、実証実験をしたいと思います。
試みに実施してみて、皆さんで、携帯電話の校内ルールを考えていただきたいと思います。
 今回の試みにおいては、基本的なルールは変わりません。携帯電話はスポンサーに預けることも、使用目的は保護者の方との連絡のためということも変わりません。電車やバスの中で携帯を使用しないということも変わりません。
 なお、今回の試みのためにスマートフォンを購入することはしないでください。まだ、校則として決まったわけではありませんので。
 保護者の方にも、プリントをお配りして、携帯電話の校則を考える実証実験をスタートしたいと思いますので、皆さんの御協力をお願いします。
 以上で、始業礼拝の式辞とします。