2022年6月27日月曜日

梅雨とはいうものの

 梅雨入りをしたものの、先週は35度を超える猛暑日もありました。
 先週は、期末考査の週でした。皆さん、テスト勉強、お疲れ様でした。
 土曜日、日曜日で、少しは疲れが取れたでしょうか。補習があったり、部活動があったりと、決してゆとりばかりの週末ではないでしょうが、少しでもリフレッシュできたらいいなあと思います。

 6月19日のサンデースクールでは、詩を鑑賞しました。坂村真民さんの詩に

「しんみん五訓」

 クヨクヨするな
 フラフラするな
 グラグラするな
 ボヤボヤするな
 ペコペコするな

 という詩があります。皆さんが、自分自身に対して「〇〇〇〇するな」という呼びかけをするとしたら、どのような言葉を考えますか。いろいろと言葉を入れてみてください。

 金曜日は、いつものように、中学生がお花を活け、お茶を点ててくださいました。お花は、「ひまわり」「モンステラ」「フトイ」です。お茶で、いただいたお菓子は、「女郎花」です。季節感のある、花やお菓子の文化は、日本ならではのものですね。




 6月26日の日曜日の午後は、サンデースクールで、「古文」を鑑賞しました。御参加いただいた、生徒と保護者の皆様、ありがとうございました。またしても、心豊かな日曜日となりました。

2022年6月21日火曜日

梅雨となりて

 四国地方も梅雨入りをし、今日は朝から雨となりました。

 先週は、中学校の剣道部が市総体で団体優勝、個人優勝、準優勝などの大活躍を収めたほか、週末に行われました高校四国総体では、アーチェリー部が大会新記録で団体優勝、個人でも新記録で優勝、準優勝を果たしました。また、バレーボール部が1回戦、2回戦をストーレートで勝ち抜き、準決勝で惜敗したものの、3位入賞を果たしました。
 運動部の皆さんの活躍に心から拍手をお送りします。

 6月15日(水)は、本校第6代の校長先生でありました、ジレット先生の命日であり、朝、全校生徒による記念礼拝、ジレット賞の授与、放課後、教職員と生徒の有志による墓参が行われました。ジレット先生の、学習に対する姿勢や生き方についての教えを受け継ぎ、心を磨く一日となりました。

 また、この日は、この2年間、コロナの関係でお休みだった、「しののめキッチン」が再開されました。混雑を避けるため、利用は中学生に限定されていましたが、教職員も含めて40名を超える人たちが、おいしいカレーを頂戴しました。大盛も用意されていて、お母さん方のやさしさと温もりで、お腹も、心も満たされました。

 金曜日は、いつものように、中学生がお花を活け、お茶を点ててくださいました。私は、市内の中学校へ説明会に出かけていたので、お話ができませんでしたが、この場をかりてお礼を申し上げます。



 土曜日は、オープンスクールに小学生35名、中学生92名、保護者の方を合わせて235名の方々においでいただき、本校の教育活動の様子を御覧いただきました。御来校の皆様を、受付から体育館まで御案内する係に、41名の生徒が自主的に申し出て、献身的に務めを果たしてくれました。御来校の皆様と本校生徒に感謝する、とてもうれしい土曜日でした。

 日曜日の午後は、サンデースクールで、「詩」を鑑賞しました。御参加いただいた、生徒と保護者の皆様、ありがとうございました。豊かな日曜日となりました。

2022年6月10日金曜日

梅雨を前にして

 先週の週末は、高校の県総体が行われ、本校バレーボール部、アーチェリー部が連覇を果たして見事優勝、サッカー部が優勝校と0-1で惜しくもベスト4、バドミントン部、ダンス部が自分たちの力を出し切り、さすが「東雲生」という活躍を見せてくれました。

 今週は、中学校の市総体が行われ、バレーボール部が昨年に引き続き優勝、また、今日、金曜日は、バドミントン部が対戦をしているところです。

 運動部の皆さんの、日頃の練習の成果が、いかんなく発揮された大会となりました。勝ち抜かれた選手の皆さんが、高校生は、四国大会、インターハイ、また、中学生は、県総体、四国大会、全中とステージを移して、さらに高みを目指して頑張っていかれることを願っています。

 大会を通じて感じたことは、「試合に出ているメンバーだけでなく、それまで練習を共にしてきたチームメイト全員の力が結集されなければ、勝利を収めることはできない」ということです。また、「保護者や関係者の皆様の物心両面にわたるご支援が、選手たちを大きく後押ししている」ということです。本当にありがとうございました。

 さて、今日も、素敵なお花が生けられました。「グロリオーサ」の赤「アレカヤシ」「ソケイ」の緑が、周りの雰囲気を賑やかにしています。お茶も点てていただきました。お菓子は「梅」です。琴の音に、時折、カエルの鳴き声が重なって聞こえてきました。



 土曜日は、補習があります。日曜日は、サンデースクールがあります。

 今日は、梅雨を前にして、まだ薄日がこぼれている、水無月半ばの金曜日です。

2022年6月3日金曜日

水無月となりて

 先週末から、今週にかけて、様々な事情でお休みをしていた生徒の皆さんが、少しずつ学校に登校してくれるようになりました。私も、その人たちと出会い、お話しをすることができました。頑張って登校してくれたことを、本当にうれしく思いました。時が来れば、少しずつ、少しずつ力が湧いてくるはずです。焦らないで、体調が回復するのを待ちましょう。私も、皆さんにエネルギーが満ちてくるまで、ずっと待ち続けます。

 6月から、「イブニングスクール」や「サンデースクール」を開設しています。体調が許せば、夕方からの登校でもかまいませんよ。日曜日に、保護者の方と一緒に参加していただいても結構ですよ。頑張れそうなときに、少しずつ登校してみてください。最初は、無理をせず、少しずつ、少しずつです。

 今週は、月曜日から教育実習生が来ています。生徒の皆さんにとっては、身近な先輩です。中学生、高校生のときはどうだったのかなど、いろいろなことを、尋ねてみてください。いいアドバイスをいただけると思いますよ。

 火曜日は、生徒総会でした。新しい役員さん、そして、役員さんを支える全校生徒の皆さんの、これからの取り組みに大いに期待をしています。運動会もあれば、クローバーディもあります。よろしくお願いいたします。

 高校生は、今週末は、県の総合体育大会です。国体予選を兼ねているものもあります。壮行会のときにお話しした「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず」という『孟子』の言葉のとおり、これまで培ってきた「チームワーク」を武器として、練習の成果を遺憾なく発揮して、それぞれのチームの目標を達成していただきたいと思います。

 今日も、中学1年生の方々に、お茶を点てていただき、お話をしました。入学して2か月が経ちましたね。バレーボールと習い事を頑張っているお二人でした。2年生には、お花を活けていただきました。お花は、オレンジの「ガーベラ」「蒲」そして「鳴子百合」です。活けた方の想いを映して、それぞれの花が凛とした世界を醸し出しています。中学3年生がつま弾く琴の音も、校庭を渡って校長室まで流れてきました。

 多くの笑顔を見せてくれた生徒の皆さんに感謝する、今日は水無月の金曜日です。






2022年6月1日水曜日

生徒会に期待します

  今ほどは、新生徒会役員の皆さんに、認証状をお渡ししました。どうか、これから1年間、中心となって本校のために力を尽くしていただけたらと思います。

 また、これまで1年間、役員をしていただいた皆さん、大変お疲れ様でした。運動会や、クローバーディ、直近では、カウントダウンの人文字の撮影など、役員の皆さんと全校生徒の皆さんのおかげで、この松山東雲中学・高等学校が、また一歩前進できたと思います。皆さんが築いた新たな伝統を、後輩の皆さんが、しっかりと継承してくれるものと思います。

 さて、生徒会は、役員の皆さんを中心とした、全校生徒の皆さんの組織です。全校生徒の皆さん、一人ひとりの協力があって、初めて物事が前に向かって進んでいきます。

 この「東雲」は、皆さんの学校ですので、一人一人がよく考えて、より良い学校にしていってください。「東雲」生徒会には、素晴らしい伝統があります。それは、先生に言われなくとも、自分たちでルールを決め、守ることができるという伝統です。

 昨年の9月の学園創立記念礼拝のときに、前の同窓会長である、篠崎英代さんがおいでになって、「無監督試験」の話をされました。篠崎さんが、本校の生徒だった時、東雲生なら神の御心に恥じない態度でテストに臨めるはずだということで、先生の監督なしにテストを実施することを復活させたということでした。

 本当に、素晴らしいことだと思います。自分たちで、しっかりとルールを決め、守っていくということです。

 私も、あなたたち、「東雲生」ならできると思います。お互いが呼びかけあって、意識しあって、自分たちで学校生活を品位あるものにしていけると思います。制服の着こなしのルールは、品位ある姿を保つため、品性を養うためです。美しい着こなしをするためのものです。

 時代に合ったルールを考えて、みんなで守っていきましょう。 

本校は、キリスト教精神に基づき、これからの男女共同参画社会を担う、品性と知性を兼ね備えた、協働できる女性の育成を目指しています。そのために、「心に愛と 希望と 勇気を 未来のために 今を生きる」を掲げて教育を行っています。

 どうか、皆さんが、誰かに見られていなくとも、人目に関係なく、何事にも自分の強い意志で臨める人になることを、強く期待しています。

 最後に、修学旅行に行って、誰一人として病気や怪我もなく、無事に帰ってきてくださった高校2年生にお礼を申し上げて、励ましの言葉とします。