2024年6月7日金曜日

勝利の女神は東雲に

 先週の金曜日から、高校の県総体が開催され、県武道館で行われた開会式では、本校の吹奏楽部がマーチングバンドのパフォーマンスを披露し、参加されていた皆様からたくさんの拍手と「もっと、演技を見ていたかった」などのお褒めの言葉をいただきました。演奏も、隊列の動きも、すべてにおいて見事なパフォーマンスでした。また、入場行進をした本校選手団も、制服姿に品があり、清楚な雰囲気を漂わせつつ、凛々しく腕を振って力強い行進を行いました。

 今年度の県総体の成績は、アーチェリー部が団体優勝、個人でも1位から3位を独占、バレーボール部が新人戦に引き続き優勝、サッカー部が5年ぶりに王者返り咲きの優勝、卓球はシングルスで個人優勝とベスト16、ダブルスでベスト4、剣道部が団体ベスト8、個人でベスト4、ダンス部は入賞は逃したものの、9人で息の合った演技を披露しました。

 どの試合も熱戦が繰り広げられましたが、とりわけバレーボール部は、一時8点差から、逆転をし、新聞では「驚異の粘り 一丸で雪辱」と報じられました。また、サッカー部も、先取されながらも、終了間際に2度追いつき、PK戦でも先取された後、逆転をして勝利を収めました。本当に粘り強さが発揮された県総体でした。勝利の女神が、粘る「東雲」に、最後は、微笑んでくださいました。

 今日の金曜日は、中学2年生のお二人にお花を活けていただきました。「ひまわり」の黄色と「ニューサイラン」「アレヤカシ」の緑色とがコントラストをなしていて、明るい空間を創りだしています。
 中学1年生には、お茶を点てていただき、おいしく頂戴いたしました。お菓子は、季節にちなんだ「青梅」でした。
 開けた窓からは、中学3年生の「お箏」の音が聞こえます。今日も元気に演奏をしています。

 今日の会話は、「一日のうち、一番楽しい(うれしい)ときは」という問いに対して、「バレーボールをしているとき」「寝るとき、食べるとき、遊ぶとき」「寝る前に晩酌をするとき(先生)」「お弁当を食べるとき」「友達とおしゃべりをするとき」「子供と遊んでいるとき」と答えていただきました。

 梅雨近し、皆さんに取りまして、すてきな週末となりますように。


2024年5月31日金曜日

5月の最後の週です

 今週は、月曜日から、卒業生4名が教育実習にやって来ました。地歴・公民科、理科、保健体育科、英語科、それぞれの授業実習と、各ホームでホームルームや学校行事などの実習を行います。在校生の皆さんは、4人の先輩たちに、中学・高校時代のお話や大学生活などについて尋ねてみるといいですよ。きっと良いアドバイスがいただけると思います。

 火曜日は、生徒会の新役員さんの認証式と生徒総会が行われました。生徒の皆さんの総意で、この「東雲」がさらに良い学校になるように、改善を積み重ねていっていただきたいと思います。皆さんの学校ですので、先生方と協力しながら、楽しく、明るく、元気に学校生活が送れるように、少しずつ、少しずつ、前進させていきましょう。

 木曜日は、壮行会が行われました。県高校総体、中学市総体に出場する85名の皆さんを、生徒と先生方全員で激励いたしました。どの部も、日頃の練習の成果を十分に発揮し、誇りをもって、友と自分を信じて、納得のいく戦いを繰り広げてくれるものと思います。皆さん、こぞって応援に行きましょう。

 今日の金曜日は、中学2年生のお二人にお花を活けていただきました。「透かし百合」のオレンジ色が混じった黄色と「ドラセナ」の緑、「ショウブ」の紫色とがコントラストをなしていて、全体として「力強さ」を感じさせてくれます。
 中学1年生には、お茶を点てていただき、おいしく頂戴いたしました。お菓子は、季節にちなんだ「蛍」でした。
 開けた窓からは、中学3年生の「お箏」の音が、一段と大きく響いてきました。今日も元気に演奏をしています。

 今日の会話は、「梅雨を感じるときは」という問いに対して
「雨が降り続くとき」「登下校の際に紫陽花を見かけるとき」「総体が開かれるなあというとき」「雨の日が多くなるとき」「湿気で髪の毛が広がり始めるとき」「髪の毛が何本か違う方向にはねるとき」と答えていただきました。

 土曜日、日曜日は、高校生の県総体が開催されます。各部の皆さんの御活躍をお祈りいたします。勝利の女神が、皆さんに微笑んでくれますように。皆さんに取りまして、すてきな週末となりますように。



2024年5月24日金曜日

初夏の東雲生

 先週は、高校2年生の修学旅行が行われました。東京を中心に関東方面を訪れ、思い出に残る楽しい4日間を、級友と共に過ごすことができました。他の学年では、中間考査が行われ、生徒の皆さんは、勉強三昧の日々だったと思います。
 今週は、テスト結果が返ってきて、納得のいく点の教科もあれば、思うように点が取れていなかった教科もあり、悲喜こもごもだったかもしれません。
 しかし、一喜一憂することなかれ。この勉強の積み重ねで、皆さんには実力が確実についていきますからね。

 23日の木曜日には、中学校の先生が多く来校され、皆さんの授業の様子を見ていただきました。アットホームな雰囲気の中で、楽しそうに学んでいるとお褒めの言葉をいただきました。温かい人間関係が結ばれていることが、中学校の先生にも自然に伝わっていったのでしょう。

 今日の金曜日は、中学2年生のお二人にお花を活けていただきました。「カンパニュラ」の薄いピンクと「キボウシ」の緑、「フトイ」の先の紫とが、涼やかさを醸し出していて、少し暑くなってきた今の季節にぴったりの「さわやかさ」感じさせてくれます。
 中学1年生には、お茶を点てていただき、おいしく頂戴いたしました。お菓子は、季節にちなんだ「びわ」でした。
 開けた窓からは、中学3年生が爪弾く「お箏」の音色が響いてきました。

 今日の会話は、「最近で、うれしかったことは」という問いに対して
「バレーボール部が県選手権大会で優勝できたことです」「テストが終わって、ほっとしていることです」「お姉ちゃんが修学旅行でミッキーのぬいぐるみを買って来てくれたことです」「新しい友達ができたことです」。先生方には「バックでの駐車が上手になったことです」「子供の成長が見れたことです」と答えていただきました。

 高校生は、県総体が間近に迫ってきました。各部、最後の仕上げに余念がないことと思います、土日には、遠征がある部も多いと思います。何かと忙しい皆さんに取りまして、すてきな週末となりますように。



2024年5月10日金曜日

母の日にちなんで

 後半の連休が終わり、今週は火曜日からのスタートでした。昨日、今日と空は五月晴れ、薫風さわやかな季節が到来しました。皆さんは、連休後半をどのように過ごしましたか。部活動、大会、遠征、家族との遠出。いかがでしたでしょうか。

 7日の火曜日には、PTAの役員会があり、その後、茶話会が開かれました。たくさんの保護者の方々と、本校の先生方とが、小一時間、お話をいたしました。私も、中学2年生のテーブルで、お母さん方とお話をさせていただきました。心理的な距離が近くなり、お互いをよく知ることができて、信頼関係を深める絶好の機会となりました。御参加いただきました皆様、ありがとうございました。

 今日の金曜日は、中学2年生のお二人にお花を活けていただきました。「カーネーション」の赤と「モンステラ」の緑、「錦明竹」の黄緑と茶色が、色のコントラストを織りなしています。「母の日にちなんで」ということでした。
 中学1年生には、お茶を点てていただき、おいしく頂戴いたしました。

 これまで、4月の金曜日の午後は、出張で不在の日が多かったので、私にとって、今日が今年初めての、お花とお茶の日であり、中学生の皆さんとお話をする最初の機会でした。
 今日の会話は、「ほっとするのは、どのような時ですか」という問いに対して
「友達との待ち合わせで、遅れそうになりながらも、間に合った時」「発表の時、間違っているかもと思う答えが、合っていた時」「一日終わって、お風呂に入っている時」「友達と笑顔でしゃべっている時」「出さないといけない提出物を出した時」「息子と遊んでいる時」(H先生)と、各人各様に答えていただきました。

 土日には、中学バレー部は県の大会があります。高校バレー部は合宿です。みんな頑張っていただいています。忙しい毎日ですが、皆さんにとりまして、「ほっとする」ひと時がある、よい週末となりますように。
 5月12日の日曜日は、母の日です。母の日には、産んでくださったお母さんに感謝の思いを伝えましょう。私も、手を合わせて亡き母を偲び、心で感謝をいたします。


2024年4月9日火曜日

入学式 式辞

桜の花も名残を惜しんで咲き誇り、城山の若葉の緑が鮮やかさを増す、まさに春爛漫の今日の佳き日に、松山東雲中学・高等学校の入学式を、御来賓の皆様の御臨席を賜りまして挙行できますことを心から感謝申し上げます。
 ただいま、中学生37名、高校生113名の皆さんの入学を許可いたしました。新入生の皆さんは、大きな希望と少しの不安を抱かれているのではないかと思います。不安は、一日一日と学校生活を送っていくうちに消えていくと思います。分からないことや困っていることは、口に出し、親身な先生や優しい上級生の皆さんに尋ねてみてください。必ずや親切に対応してくださいます。また、新しいクラスメートに声をかけてみてください。あいさつから人間関係が広がり、友情が育まれていくものです。東雲は、温かい学校です。
 さて、本校は、県下唯一の女子校です。キリスト教の精神を人格形成の基礎として、これからの男女共同参画社会を担う、「品性」「知性」を兼ね備えた、協働できる女性の育成を目指しています。
このことについて、今日は4点お話します。
 1点目は、キリスト教の精神について、特に「愛」を重視しているということです。人を大切にし、思いやりの心を持って接していきましょう。自分自身も大切にし、今の自分を好きになりましょう。そして、人の過ちや「良くないところ」を許していきましょう。寛容の心を持つことも「愛」です。
 2点目は、「品性」について、茶道、華道、お箏、なぎなたなどの伝統文化を学びながら、挨拶や言葉遣い、立ち居振る舞いなどに磨きをかけ、世界に通用する「東雲lady」になりましょう。
 3点目は、「知性」について、将来の自分のために、しっかりと勉強をいたしましょう。本校を卒業したのち、保育士を目指す人、食物栄養の道に進む人、看護士の勉強をする人、芸術家になる人、アスリートになる人、学校の先生を目指す人、お医者さんになる人、様々です。自分の人生を歩むために、今、努力をしましょう。
 4点目は、協働する力(みんなで協力して仕事をする力)について、現代社会では、チームで仕事をすることが一般的です。その時に求められるのが、自分の考えをしっかり持ち、それを穏やかに相手に伝え、人の意見も尊重し、全体的な視野を持って、事を進めていくということです。この「協働する力」を3年間、あるいは6年間で身につけていきましょう。
 保護者の皆様、本日はおめでとうございます。お子様の晴れの日を迎えられて、お喜びもひとしおのことと存じます。私ども教職員一同、大切なお子様をお預かりします以上は、東雲に来てよかったと思って卒業していただけるよう、力の限り教育に当たりたいと考えておりますので、どうか、家庭と学校が車の両輪となってお子様の成長を支えることができますよう、連携・協力をお願いいたします。
 「愛」「品性」「知性」「協働する力」を育み、皆さんが、未来のために、この東雲中学・高等学校でかけがえのない自分を作り上げていかれることを切に願って式辞といたします。

2024年3月18日月曜日

修了式  式辞 

 松山城の木々も春めこうとする今日の佳き日に、御来賓の御臨席を賜り、2023年度松山東雲中学校の修了式を挙行できますことは、我々教職員一同、この上ない喜びであり、本日ここにお集まりくださいました、すべての皆様に厚く御礼申し上げます。
 とりわけ、卒業生の保護者の皆様には、本校入学以来、健やかな成長を願われての日々、「朝なかなか起きてこない」「あれほど好きだった部活を、突然やめると言い出す」「食が進まない」「笑顔が消える」など、様々な御苦労や御心配がお有りだったと思います。たくさんの苦難を乗り越え、本日、お子様は晴れの御卒業となりました。心からお慶びを申し上げます。
 ただ今、卒業証書を授与いたしました31名の卒業生の皆さん、おめでとうございます。皆さんの、これまでの学習における頑張りや、体育祭、クローバーディ、スプリングフェスティバルなどの各種行事、部活動での活躍ぶりは、たいへん素晴らしく、私はいつも感心させられました。とりわけ、あいさつ、お辞儀、掃除態度は、天下に誇る「東雲レディ」の伝統となっています。
 中国の古典に「人の短を言うことなかれ。己の長を説くことなかれ」という言葉があります。「他人の短所をとやかく言ってはならない。自分の長所を誇って口にしてはならない」という意味です。人の悪いところを口にすることは、その人の前でも、陰でも慎みましょう。また、自分の自慢話は控えましょう。人の良いところを見つけ、それを相手や他の友達に伝え、自分も見習っていくようにしましょう。そうすれば、おのずと、人があなたを褒めてくれるようになるでしょう。人の「良いところ探し」は、あなた自身を大きく成長させてくれるはずです。
 これからの社会では、「人間関係を築く力」が重要とされていますが、今、さらに、求められているのは「人間関係を元に戻す力」です。そして、修復していくための手立ては、昨日までと変わらない「笑顔」と「元気な挨拶」です。まさに、人間関係をよりよく築いていく手立てと同じ「笑顔」と「挨拶」です。
 卒業生の皆さん、「笑顔」と「元気な挨拶」を心がけ、心に「愛」を持って、人に優しく接していきましょう。「希望」と「勇気」を持って、社会をより良く変えていきましょう。
 親元を離れて3年間頑張った人、これから親元を離れていくという人、様々な人がいますが、卒業生の皆さんが、新しいステージで、自らの一歩を踏み出されることを心から応援しています。ますますの御健康と、洋々たる前途に幸多からんことをお祈りして式辞といたします。

2024年3月8日金曜日

弥生の第2週です

 今週は、3月の第2週です。卒業式で高校3年生を送り出し、少し寂しい気持ちにもなりますが、国公立大学を目指していた人たちが、念願の志望校に合格するという明るい知らせも届き、心が和む春の日です。
 水曜日は、「しののめキッチン」が高校生を対象に開かれ、私も「三色丼」をおいしくいただきました。とりそぼろと卵の調和がとれていて、緑のほうれん草が栄養たっぷり感を醸し出していました。桜餅には、本物の桜の花びらが添えられていて、季節感満点のデザートでした。

 中学3年生は、先週の土曜日から、オーストラリアへ修学旅行に行っていましたが、7日の木曜日に、全員無事で学校に帰ってきました。参加者の皆さんは、様々な経験を積んで、出発前よりも一段とたくましくなっていました。写真や詳しい内容は、また後ほど、インスタグラムでアップされると思います。

 金曜日には、中学1年生のお茶会に参加させていただきました。1年間の修練で、立ち居振る舞いが洗練され、お茶の作法がしっかりと身についていました。「茶の湯」という、静寂な空間をみんなで創り上げることができていました。中学2年生には、お花を生けていただきました。「雪柳」の白と、「椿」の緑、「小菊」の黄色の3色のコントラストが美しく、「雪柳」の枝ぶりのダイナミックさが部屋全体に活気を生み出しています。
 今日の会話は、「春休みにしたいことは何ですか」という問いに対して「部活にゆとりがあれば、祖母の家を訪れたいです」「時間があれば、桜の花見をしたいです」「県外に居る友達に会いたいです」という答えが返ってきました。皆さんの「春休み」の予定はいかがでしょうか。

 まだ寒い日もありますが、弥生第2週が終わりました。皆さんにとりまして、すてきな週末となりますように。