2024年7月19日金曜日

終業礼拝にて

 今日は、大きく三つのことについて、お話をいたします。
 まず、1点目は、先日の休校についてです。松山城の北側が崩れ、清水地区に緊急避難の指示が出ましたが、朝6時までの時点で、東雲地区には何も出ておらず、学校まで来て、がけが崩れてないこと、危険を感じさせる山からの水の流れがないことなどを確認し、通常通りに授業を行うこととしていました。
 しかし、午前7時に、愛媛県と気象台から、共同で松山市にレベル4の避難指示の緊急速報が発令されましたので、その時点で、休校とさせていただきました。すでに、登校中の方が多くいて、たいへんご迷惑をかけてしまったことをお詫び申し上げます。
 本校では、3年前から、台風など事前に危険が予想される場合には、前日の夕方には、明日の予定をお知らせすることにしています。今回、結果的にそれができなかったことをお詫びいたします。今後とも、遠方から通われている方もいらっしゃいますので、できるだけ早めにお知らせできるよう、努めていきます。

 2点目は、「1学期を振り返ってみましょう」ということです。
 新しい学校、新しいクラス、増えた友人、流した涙。うれし涙もあれば、つらいこと、悲しいこともあったでしょう。遠足、修学旅行、テスト。部活動の大会。歓喜の声。先ほど、賞状をお渡ししましたが、代表の方以外にもたくさんの賞状を多くの方がいただいています。
 皆さんの部活動での活躍を、新聞では、「驚異の粘り」「王座奪還」「8連覇」などという見出しで取り上げていただきました。すばらしい成果を上げていただきました皆さんに感謝いたします。
 昨日、速達で教育実習生の方から手紙をいただきましたので紹介します。
「今回の実習が私にとって得難い経験になっただけでなく、改めて1日でも早く一人前の先生、また大人になりたいという思いが一層強くなりました。」
 皆さんのおかげで、素敵な1学期になりました。

 3点目。夏休みとなります。一つだけ、提案があります。本校の校訓の一つに「私心なき奉仕」があります。夏休みの間に、人の役に立つことを進んで行ってみませんか。ちょっとしたことで結構です。例えば、電車やバスの中で、お年寄りの方に席を譲ってみてください。それができたら、とても素晴らしいことです。
 皆さんにとりまして、この夏休みが素敵な日々となりますように。生徒の皆さんの1学期の頑張りに感謝いたしまして、終業礼拝の式辞といたします。皆さん、ありがとうございました。