2022年7月20日水曜日

終業礼拝にて

 今学期になって、4月のスタートから、約3か月半が経ちました。
 新しい学校やクラスという、これまでとは違った環境の中で、授業を受けたり、新たな人間関係を作ったりするということは、エネルギーがたくさんいることで、気骨が折れることです。
 そういった日々を重ねて、今日一学期の終業礼拝を迎える皆さんは、よく努力をしました。我慢もしたでしょうし、苦しいことにも耐えたでしょうし、勇気もふりしぼったと思います。
 皆さんの学校生活の様子を見ていると、この一学期、掃除やあいさつなど、心を磨く行いに、よく頑張っていただきました。とりわけ、中学生の皆さんのあいさつは、県下の他の学校のお手本となる、すばらしいものでした。
 今日は、学年ごとにお礼を述べて、あいさつにしたいと思います。
 中学1年生は、新しい学校になれるために努力をし、総合的な学習の時間では、お茶を点てて、校長室まで運んでいただきました。心のこもったお茶をおいしくいただきました。ありがとうございました。
 中学2年生は、お花をきれいに活けて、説明も丁寧にしていただきました。一学期中、校長室に花が絶えることがなく、来校者の皆様の心を和ませていただきました。ありがとうございました。
 中学3年生は、お琴を美しく奏で、その音色が校庭をわたって校長室まで届き、心に潤いと落ち着きをもたらしていただきました。ありがとうございました。
 高校1年生は、制服を美しく着こなし、ちょっとしたつまずきがあっても、それを乗り越え、学校に登校して、楽しく過ごすということを頑張っていただきました。ありがとうございました。
 高校2年生は、修学旅行で一人の感染者も出さず、みんな元気で松山に帰ることができました。愛媛県のモデルとなるような修学旅行を実現していただき、県下に誇るべきその態度は、実にすばらしいものです。ありがとうございました。
 高校3年生は、部活動において中心となり、バレーボールやアーチェリー、サッカー、バドンミントン、ダンスと大きな成果を上げていただきました。また文化部も日頃の練習に励み、これからの大会等に向けて万全の準備をしていただいています。学校全体を引っ張っていく活動も生徒会を中心によく頑張っていただきました。ありがとうございました。
 いよいよ明日から夏休みです。普段よりも時間がたくさんあります。時間を有効に使って、12歳の夏、13、14、15、16、17、18歳、それぞれの夏は、二度と来ないので、輝く夏にしてください。