先週の土曜日から2月になりました。
その土曜日には、「スプリングフェスティバル」が開催されました。中学3年生の「箏」の演奏で始まり、2年生の「職場体験学習発表」、1年生の「道後めぐり動画発表」と充実した発表が続きました。「リズムなぎなた」の動画発表も創造性に富んでおり、本校での学びのすばらしさ、楽しさを感じさせるものでした。「ハンドベル」「吹奏楽」の演奏が美しく響きわたり、有志や部員による「ダンス」は観客を魅了しました。演劇部の劇は和やかさをチャペルに満たし、「着物の着付け」は素早く着付ける技とあでやかな姿で、人々の目を釘付けにしました。そして、何といっても圧巻は3年生の「オリジナル劇」。工夫されたストーリーと気の利いたセリフ、迫真の演技とあふれる笑み。すべてが素晴らしく、あっという間の2時間半でした。中学生の皆さん、見事な発表と素敵な作品をありがとうございました。
日曜日には、高校バレーボールの県新人大会が行われ、本校バレー部は、すべての試合をストレートで勝利し、連続優勝を果たしました。相手の強烈なスパイクを見事にブロックしたり、抜群のレシーブ力で粘り強く拾って攻撃につないだり、また、絶妙なトスワークでどこからでもアタックを決めたりと、多彩なプレーに感心させられました。
優勝だけではなく、もう一つ素晴らしいことがありました。それは、本校バレーボール部の心遣いです。会場校の宇和島南中等の先生から、「東雲バレー部は強いだけじゃないと、うちの生徒が言うんです。何と、お礼の言葉を添えてラッピングしたトイレットペーパーがさりげなくトイレに置いてあったと言うんです。やはり東雲は違いますねえ」と賞賛の言葉をいただきました。「強さ」と「礼儀正しさ」と「心遣い」とが備わった本校バレーボール部の皆さんに、さわやかな感動をいただきました。
金曜日は、中学生は総合的な学習の時間があり、中学2年生には、お花を活けていただきました。「アイリス」「菜種」「椿」「あじさい」が緑と黄緑のコントラストをなし、やがて咲く花の「赤」を想像させます。
1年生にはお茶を点てていただきました。お菓子は、バレンタインデイにちなんだ「ハート」などをトッピングしたものでした。3年生は、今日も頑張っていたことでしょう。
今日の会話は、「学年末の目標は何ですか」の問いに対して、「苦手な教科を、いつもより点が取れるように頑張ります」「英語が苦手なので、単語を覚えて点が上がるように努力します」「学年で10位以内に入ることです」などと回答をいただきました。皆さんがテストを乗り切って、明るく楽しい春を迎える日を楽しみにしています。
寒波に負けず、今週も皆様にとりまして、素敵な週末となりますように。