2023年9月29日金曜日

今日は中秋の名月

 今週は、9月最後の週でした。朝夕は少し涼しく感じる日もありますが、日中は今日も30度を超え、今年の9月はこれまでの記録の中でも平均気温が最も高い9月となったようです。

 そういった中、27日水曜日には、中学3年生が、東雲女子大・短大の見学に行きました。自分の将来の進路を考える上で、大学や短大の講義の様子を見せていただき、学部・学科の説明をしていただくことは、たいへん有意義なことだと思います。今回の見学を一つのきっかけとして、自分は将来どのような仕事に就きたいのかについて、あれこれ考えてみてください。

 現在、生徒の皆さんは、中間テストを意識しながらも、来たる新人大会や県の高等学校総合文化祭に向けて、部活動に精を出しているところです。また、高校バレーボール部は春高バレーの県予選に向けて、今日も朝から頑張っています。

 今日は十五夜、中秋の名月が見られます。やっと、秋が近づいてきたという感じがしますが、今夜は、大きな月をじっくりと観賞してみてください。あちこちの河原では芋炊きも行われ始めています。

 今日の金曜日は、総合的な学習の時間で、中学1年生にお茶を持ってきていただきました。お菓子は、「芒に満月」をあしらったもので、まさに今日の名月にふさわしいお菓子でした。中学2年生には、お花を活けていただきました。「りんどう」の青紫と「ホトトギス」の薄い赤紫、「くじゃく草」の白が「ニューサイラン」の緑と絶妙なコントラストをなして、秋の風情を感じさせてくれます。3年生は、お箏の練習に励んだことでしょう。窓を開けると、かすかに箏の音が聞こえてきました。

 今日の会話は、「あなたは、どういうときに秋を感じますか。」と尋ねたところ、「習い事から帰ってきて、草むらで鈴虫が鳴いているとき」「風が冷たくなり、紅葉が見られ始めるとき」「栗ご飯を食べるとき」「ぶどうが食べられなくなったとき」「町中を行く人が、半袖の服から長袖の服にかわったとき」「きんもくせいが香るとき」ということでした。皆さんの豊かな感性に改めて敬意を表します。

 いよいよ、10月になります。皆さんにとりまして、今週も素敵な週末になりますように。