いよいよ、10月、「神無月」となりました。神様が、「出雲の国」に集うことから、「神」がいない(「無」)「月」といわれています。
今週は、水曜日に本校の伝統行事である、「校内弁論大会」が開かれ、各ホームの代表が自分の考えや思いを堂々と述べました。
大正時代に、日本の女性運動のリーダーといわれた「平塚雷鳥」も出場した、日本初の女性だけの政治に関する演説会に、「東雲」の卒業生が8人中2人もいたという歴史的な事実があります。「自分の考えを、しっかりと述べる」という力を本校では重視していますが、原点はここにあるということでしょうか。
私は、皆さんの弁論を聞いて、着実に「発表する力」、「聞く力」がついてきているなあと感心しました。18名の弁士の皆さん、そして400名の聴衆の皆さん、素晴らしい弁論大会にしていただき、ありがとうございました。
今日の金曜日は、総合的な学習の時間に、開けている窓から箏の音が聞こえてきました。今日も、中学3年生が頑張っているなあと思いました。中学2年生にはお花を活けていただきました。「デンファレ」「カラツル」「一つ葉」でバランスのいい空間が創られ、テーブルの茶色と素敵なコントラストを見せてくれています。中学1年生には、お茶を持ってきていただきました。お菓子は、「栗」をあしらったもので、まさに秋の風情が満点のお菓子でした。
今日の会話は、「中間テストの目標は?」と尋ねたところ、「全教科の成績を上げたいです。」「試験中に新人戦があるので、優勝したいです。」「社会のテストを完璧に解答します。」「今回は、順位を上げ、真ん中より上を目指します。」ということでした。皆さんの頑張りを期待します。
いよいよ、大学入試も始まりました。受験する皆さんの健闘を祈ります。普段の力を発揮すれば大丈夫ですよ。皆さんにとりまして、今週も素敵な週末になりますように。