文化・スポーツの秋

　11月15・16日（土・日）には、愛媛県高等学校総合文化祭が行われ、筝曲部、ハンドベル部、弁論、美術部、演劇部、吹奏楽部、放送部、かるた部の皆さんが、それぞれ日頃の練習の成果を十二分に発揮して、「文化の秋」にふさわしい活躍をされました。吹奏楽部はマーチングで、来年度、秋田で行われる全国大会へ、また、演劇部は四国大会へと駒を進めました。本当におめでとうございました。

　また、23日（日）には、「春高バレー」県予選の決勝戦が砥部の総合運動公園体育館で行われ、本校バレーボール部が２年連続、１１回目の優勝を果たし、１月に行われる全国大会に出場することとなりました。抜群のレシーブ力とライト、レフト、センターどこからでもアタックが打てる多彩な攻撃力、クイック攻撃や時間差攻撃、見事なサーブと、圧巻の試合運びでした。試験中にもかかわらず、応援に来ていただいた生徒の皆さん、卒業生の皆さん、保護者の皆様、部の関係者の皆様に感謝申し上げます。

　26日の水曜日には、「しののめキッチン」が開催されました。唐揚げ丼の唐揚げが絶妙で、表面はカリッとしていて、中はジューシー、キャベツの食感がまたおいしさを倍増し、たれの甘辛さがご飯のおいしさをしっかりと引きたてていました。かぼちゃのサラダもチーズが口の中で溶け合ってレタスと共におなかの中に入っていきました。スイートポテトもとてもおいしく、心をこめて料理を作ってくださいました保護者の皆様や卒業しても支援くださる元保護者の皆様にお礼を申し上げます

　金曜日には、中学１年生の皆さんに、お茶を点てていただきました。２年生にはお花を活けていただきました。深紅の「カーネーション」、「銀木」、緑の「ビバーナム」が、なんとなくクリスマスを予感させる組み合わせで、心を躍らせてくれます。３年生は、お箏を頑張ったことでしょう。

　期末テストも終わりました。今日の会話は、「今年の冬にやってみたいことは？」という問いに対して「冬休みに宿題を早く終わらせて、課題テストの勉強を頑張りたいです。」「やせて、いろいろな服を着て楽しみたいです。」「鍋料理をおいしくいただきます。スノボーに挑戦します。」などと答えていただきました。

　いよいよ、12月がやって来ます。今週も、すてきな週末となりますように。

各部の大会が目白押し

　11月8日（土）に、本校で入試説明会がありました。来年4月に、皆さんの仲間になっていただく方たちが、多数来校されました。桜の咲く季節を心待ちにしています。

　また、8日、9日の週末にかけて、中学校バレーボールの県大会がありました。本校バレー部は、見事なサーブやレシーブ、多彩な攻めで優勝を果たしました。6連覇おめでとうございました。

　アーチェリー部は、県の中高校選手権において、3部門で優勝しました。また、卒業生（大学生）も今回、ナショナルチームの一員に選ばれ、国際大会に出場することになりました。

　吹奏楽部は、マーチングバンド・カラーガード四国予選で金賞となり、全国大会への推薦権を獲得しました。中学剣道部も、県大会で各自が持ち味を発揮して活躍しました。

　水曜日には、参観日があり、保護者の皆様に多数来校いただき、皆さんの授業の様子をご覧いただきました。熱心かつ楽しそうに授業を受けている皆さんの姿を見て私もうれしくなりました。ありがとうございました。

　金曜日には、中学１年生の皆さんに、お茶を点てていただきました。お菓子は季節にちなんだ「秋の路」でした。２年生にはお花を活けていただきました。紫色「レンファレ」、白い「みつまた」、緑の「ゴット」を組み合わせて、ダイナミックな躍動美が創造されています。

　今日の会話は、「期末テストの目標は？」という問いに対して「9教科全部点数を安定させます」「60点以上を目指します」「テストを今週中に作ります（N先生）」「全教科120点を目標に頑張ります」「前よりも高い点数を取ります」「みんなが全教科10点上がりますように（O先生）」などという回答をいただきました。

　秋が深まって来ました。今週末は、大学等の入学試験があり、春高バレーの県予選、高校剣道の県大会、文化部の「県高校文化祭」などが開催されます。皆さんが実力を発揮し、ベストを尽くして、すてきな週末となりますように。

霜月となりて

　11月となりました。

　１日から３日まで３連休となり、週が明けての火曜日は、「薬物乱用防止教室」が開かれ、健康を脅かす薬物について理解を深めました。水曜日は、「東雲キッチン」、木曜日には「収穫感謝祭」があり、行事に彩られての月初めとなりました。やっと、秋らしくなり、朝晩は気温が下がる日もあって、あれだけ暑かった９月、10月はどこに行ったのだろうかと不思議に思います。

　さて、この秋を、皆さんはどのように過ごしているのでしょうか。部活動に頑張っている人も多いと思います。また、高校3年生は、進路決定に向けて、ラストスパートをかけていることでしょう。

　本校では、「愛」と「希望」と「勇気」を大切にしていますが、様々な困難にぶつかって、なかなか前に進めないと思うとき、心が暗くてどうしても頑張れないとき、どうしてこんなに苦しいのだろうと思うとき、そういうときこそ「希望」を持ち続けたいものです。

　人生には、どうしても思い通りにならないときがあります。先のことを考えると不安になります。過去のことを思い出すと、ため息ばかりが出てきます。まるで、トンネルの真っ暗闇の中にいるようなものです。

　ても、出口のないトンネルはありません。いつかは、必ず、光が見えてくるはずです。時間が過ぎて、少し力が湧いてきて、立ち上がることができたなら、勇気を持って、踏み出しましょう。一歩、一歩でいいのです。いつかは、出口に到達できるはずです。トンネルを抜け出せば、急に視界は明るくなり、違った世界が見えてくるでしょう。

　金曜日には、中学１年生の皆さんに、お茶を点てていただきました。お菓子は季節の果物「柿」でした。２年生にはお花を活けていただきました。紫色と白の「風車菊」、「リンズ柳」、「シャガ」を組み合わせて、静けさの中にも活力を感じさせる秋の風情が醸し出されています。

　今日の会話は、「うれしい時は？（partⅡ）」という問いに対して「友達のために何かして、笑顔でありがとうと言われた時」「部活で後輩から感謝されたり褒められたりした時」「人に頼られた時」「何かをやり遂げた時、そして褒められた時」「習い事で頼られた時」「みんなとおしゃべりをいっぱいした時」「ホームのみんながお願いしなくてもきちんとやってくれる時」などという回答をいただきました。

　秋が深まっていきます。皆さんに取りまして、今週もすてきな週末となりますように。