2025年9月26日金曜日

秋を感じて

 今週は月曜日に、面接練習をした高校3年生から、「合格しました」という報告を受けました。総合型選抜で、各自の頑張ったところ、良いところ、学力などを評価していただいての合格です。幸せのおすそ分けをしていただいて、私もとてもハッピーです。

 火曜日は秋分の日でした。「暑さ、寒さも彼岸まで」ということわざがありますが、その言葉のとおり、朝晩は涼しくなり、過ごしやすくなりました。不思議なものですね。

 今週、来週は、相互授業参観週間になっていますので、私も、皆さんの授業の様子を見せていただきました。それぞれの教科で、興味深い内容の授業が多く、大多数の皆さんが、熱心に取り組んでいました。一部、睡魔に手招きされたり、静けさを破ってしまいそうな場面もありましたが、総じて中間テストに向けて頑張ることができていました。「東雲lady」たちは、勉強にも全力を傾けていました。

 金曜日には、中学1年生の皆さんに、お茶を点てていただきました。お菓子は季節の果物「栗」でした。2年生にはお花を活けていただきました。紫色の「リンドウ」、オレンジ色の「コスモス」、薄緑の「ゴット」茶色の「ススキ」が、秋満載の空間を生み出しています。

 今日の会話は、「秋を感じる時は?(partⅡ)」という問いに対して「帰っている途中に、乾いているでもないちょうどよい風が吹いてきた時」「朝起きた時、夏の暑さではなく、涼しさを感じた時」「夜、鈴虫が鳴いた時」「だんだん、涼しくなっていく時」「芋炊きが始まったというニュースを見る時」などという回答をいただきました。

 週末は、吹奏楽部のステージ発表や、国民スポーツ大会、サッカーの選手権大会などがあります。入試や模試を受ける人もいます。皆さんにとりまして、素敵な週末となりますように。

2025年9月19日金曜日

9月も下旬となりました

 今月は、8日の月曜日には体育祭が、13日の土曜日にはクローバーディが開催され、学校行事のなかでも大きなイベントが、暑さと戦いながら行われました。どちらも、青春の1ページを飾るのにふさわしい、充実した素晴らしい一日となりました。生徒の皆さん、保護者の皆様のご協力のお陰で、救急搬送などの重篤な熱中症にかかることもなく、みんなが元気で楽しく過ごせましたことを感謝申し上げます。

 今週の木曜日、18日には、創立記念礼拝が行われ、みんなで139年目を迎えたことを感謝し、これからも建学の精神を守りながら、世の中を支える人として成長していくことを誓いました。

 金曜日には、中学1年生の皆さんに、お茶を点てていただきました。お菓子は季節の花「コスモス」でした。もうすぐ、秋が到来し、コスモスの花が風に揺られて微笑むことでしょう。2年生にはお花を活けていただきました。「パンパス」、「ひまわり」、「フェニックス」が、ダイナミックで活気のある空間を生み出しています。
 今日の会話は、「秋を感じる時は?」という問いに対して「冷たい風が吹いてきた時」「もみじが色づいた時」「スーパーでブドウの値段がお安くなった時」「涼しさをふと感じた時」「お祭りが近づいた時」などという回答をいただきました。

 週末は、暑さの中にも秋を見つけながら、夏の疲れをいやす、のんびりできるひと時がありますように。

2025年8月29日金曜日

2学期が始まる

 先週の金曜日の22日に始業礼拝を行い、2学期がスタートしました。礼拝では、次のようなお話をいたしました。
 〇夏休みは、自分にとって輝くものとなりましたか。このあと、皆さんの活躍の報告    
  があります。私も、様々な舞台、大会に応援に行かせいただきました。
 〇新学期は、少しずつペースを上げて、暑さに対処していきましょう。
 〇2学期の目標を持ってください。勉強、部活動、習い事、家庭内のことなど、何で
  も結構です。
 〇私の目標は、「高校3年生の面接練習で、30人以上の方に協力すること」と、「生徒
  の皆さんが楽しいな、やってみたいなと思えるような活動、例えば韓国訪問、中学
  生の修学旅行を活用したミニ留学を実施していくこと」です。

 このようなお話をしたら、さっそく高校3年生のお二人が校長室を訪ねてきてくれて、「韓国行きたいです。面接もお願いします。」とのことでした。皆さんの思いが実現していくことが学校の力になります。どうか、希望のある方は応募していただけたらと思います。

 今週は、猛暑の中、体育祭に向けた準備・応援練習が行われました。熱中症対策をしながらの準備・練習は大変ですが、地球温暖化にどう対処していくかは、これからの人類の課題なので、私たちも上手に立ち向かっていく必要があります。とにかく、「健康・安全第一」は基本です。無理はしないで行きましょう。

 金曜日には、中学1年生の皆さんに、お茶を点てていただきました。お菓子は季節を先取りし「青柿」でした。もうすぐ、秋が到来し、柿の実も大きくなっていくことでしょう。
 今日の会話は、「今年の夏の思い出は何ですか」という問いに対して「全国大会に行ったことです。先輩たちのプレーを見て、次に自分たちがコートに立つときも同じように活躍できたらいいなと思いました。」「東京でバレエのワークショップがあり、いつもは学ぶことができにくい、基礎的なことを教えていただいたことです。」「全国大会で悔しい思いをしたことです。」「中学の四国大会に高知まで行き、素晴らしい試合を応援できたことです」という回答をいただきました。

 週末は、暑さに負けぬよう、冷たい飲み物などで涼をとりながら、来週の体育祭に向けて、少しは「ホッとできる」ひと時がありますように。

2025年7月18日金曜日

終業礼拝にて

 今日で、1学期が終わります。4月からの日々を振り返り、今日の日をこのように迎えられたことに感謝したいと思います。また、今日、出席し、このお話を聞いている皆さん、自分自身を褒めてあげてください。よく頑張ってきましたし、今日も頑張っています。
 人生には、時として辛いこと、悲しいことがあります。1学期にそのような苦しみに見舞われた皆さん。きっと未来は、明るく開けていくので、今をじっと耐えて、心にエネルギーを蓄えていきましょう。
 順風満帆で、幸せに過ごせた皆さん。そのことに感謝しつつ、周りには、様々な悲しみを乗り越えようとしている人もいるということに思いをはせましょう。そして、自分にできる関わりをしていきましょう。じっと見守るだけでも結構です。その人に、寄り添いましょう。
 
今ほど、様々な賞状をお渡ししました。時間の関係でお渡し出来なかった方も含めて、部活動やそのほかの活動で頑張っていただいた皆さん、ありがとうございました。例えば、バレー部の皆さん。この暑い朝も、グランド猛ダッシュ。私はいつも、尊敬しています。例えば、吹奏楽部の皆さん、朝も夕方も、大会に向けて、猛練習。いつも感心しています。すべての頑張っている皆さん、自分と闘いながら学校に来ている皆さん、本当にすばらしいです。
 そのほか、
 〇昼休みのパン販売にボランティアで参加していただいた皆さん
 〇健康検定に合格し、合格証を持ってきていただいた皆さん
 〇日本舞踊の発表会で美しい踊りを見せていいただいた皆さん
 〇お帰りコンサートで素晴らしい音色を奏でていただいた皆さん
 〇ロータリーの留学生のホームステイを心よく引き受けていただいた皆さん
 など、枚挙にいとまがありません。「しののめキッチン」(7月のフルーツポンチは、果物  
 がたくさん入っていて豪華、甘さもほどよく、おいしくいただきました。)の保護者の皆様
 はじめ、学校を支えていただきました皆様、本当にありがとうございました。

 これからの夏休みは、先ほど壮行会をいたしました各部等の大会があります。皆さん全力を尽くして、完全燃焼してください。留学される皆さん、他国の文化にじかに触れて、見聞を広げてきてください。その他、クラシックバレーの発表会や、ジュニアオーケストラの演奏会などの御案内をいただきましたが、何事においても、どうか各自が練習の成果を見事に発揮されますようにお祈りしています。
 最後に、夏休みは普段と違って少しゆとりができます。時間を有効に使って二度と来ない2025年の夏休みを、思い出深いもの、年齢を重ねても懐かしく感じることのできるものにしていただけたらと思います。
 例えば、「18歳の夏休み、私は、かく輝けり」と言えるようお過ごしください。
 以上で、終業礼拝の式辞といたします。

2025年7月4日金曜日

文月となりて

 今週は、火曜日から7月となりました。「文月」とも呼ばれます。旧暦では約一月から一月半遅れとなるので、今で言うと8月中旬くらいでしょう。田植えなどの農作業が終わり、夏の暑さも一段落つくころに、知人に手紙を書いて、近況をお知らせしたり、相手の様子を尋ねたりといったことが行われたのでしょう。
 でも、今の暦では、7月は、まさに夏突入です。

 今週の水曜日は、中学生を対象に「しののめキッチン」が開かれ、「唐揚げ」と「ブロッコリーと卵のサラダ」「フルーツポンチ」を御提供いただきました。私は出張のため、いただくことができませんでしたので、詳しくは来週に御報告させていただきます。

 金曜日には、中学1年生の皆さんに、お茶を点てていただきました。お菓子は季節にちなんだ「七夕」でした。お茶碗は、百人一首が書かれている、風情もひとしおの器で、和歌は、「淡路島 通ふ千鳥の 鳴く声に 幾夜寝覚めぬ 須磨の関守」でした。千鳥の哀切に満ちた鳴き声は、人恋しさを募らせます。
 また、2年生には、お花を活けていただきました。「ひまわり」「スプレーバラ」「ゴット」「アルストロメリア」「宿根スターチス」が、にぎやかに夏の明るさを表現しています。3年生は、箏の音色を響かせていました。

 今日の会話は、「夏で好きなもの、好きなことは何ですか」という問いに対して「雰囲気が好きです。温度が低ければもっといいです」「風鈴の音を聞きながら、ごろごろすることです」「誕生日があることです」「プールに行ったり、海に行ったりと、夏だからこその遊びがあることです」「全中で試合ができることです」「そうめん流しがおいしいです」という回答をいただきました。

 暑さに負けぬよう、冷たい飲み物などで涼をとりながら、今週の週末も、皆さんの笑顔がほころぶ、素敵な週末となりますように。



2025年6月27日金曜日

梅雨も明けて

 この2週間の前半は、真夏のような暑さの日が続き、梅雨がいったん小康状態となりました。
その暑さに突入する前の、14日の土曜日は、本校でオープンスクールが開催され、200名近くの方々にお越しいただきました。皆さんの温かい雰囲気や優しさなどをしっかりと見ていただけたものと思います。校内の案内ボランティアをしてくださった生徒の皆さん、ご協力ありがとうございました。
 その土曜日の午後と、日曜日と、砥部の総合運動公園体育館で高校バレーボールの四国大会が行われ、私も応援に行きました。「唯一無二」の仲間と「唯一無二」の練習をしてきた部員の皆さん。そして、それを支える、監督やコーチの皆さん、保護者の皆様、お世話をしていただいている寮の方々。すべての皆様の力が結集されて、競った試合展開でも落ち着いて、「拾ってつなぐ、美しいバレー」で、見事優勝を果たしました。逆転に次ぐ逆転で、底力を見せ、圧巻の勝利でした。部員全員で、勝ち取った栄冠でした。

 18日の水曜日には、「東雲キッチン」が開かれました。カレーは、スパイスの香りに添えて、疲れをいやす甘みがあり、ご飯を並み盛りにしたことを少し後悔しました。コールスローサラダは、さっぱりとしていて、カレーとの相性抜群、パンナコッタはデザートとして味も舌触りも最高でした。今日も、おいしい料理を作ってくださったスタッフのお母さんたちに感謝を申し上げます。

 20日からは、期末考査が始まり、中学生は24日まで、高校生は26日まで、各教科のテスト問題と格闘しました。やっと終わった金曜日には、体育祭に向けて、グループ結団式が行われ、紅龍、青麗、雷神の各団長さんが力強く決意表明を行いました。9月の本番に向けて、各団、力を合わせて、思い出に残るシーンをたくさんつくっていきましょう。
 
 金曜日には、中学生の皆さんに、お茶を点て、お花を活けていただき、また、箏の音色を響かせていただいたのですが、出張でお会いできませんでした。
 校長室に、素敵なお花をありがとうございました。
 梅雨が明けたようです。今週の週末も、すばらしい週末となりますように。皆さんが笑顔で過ごせますように。



2025年6月13日金曜日

梅雨ですが…

 今週は、中学校の市総体が行われました。火曜日、水曜日と剣道の大会があり、本校剣道部はBブロック準優勝で県大会へ、また個人戦でも3人が県大会へと駒を進めました。本校剣士が見事な一本を決める瞬間を、しっかりと見ることができました。
 バレーボール部は、木曜日に決勝戦が行われました。全校で応援に駆け付け、みんなで心を合わせて熱い声援を送る中、見事にブロック優勝を果たし、順位決定戦でも勝利を収めてシード1位で県大会に出場することができました。また、6年連続の優勝ということで、連続優勝の表彰状も併せていただきました。試合を見た生徒の皆さんは、白熱した試合に感動し、様々な場面で本校部員の素晴らしいプレーから、たくさんの元気をもらいました。皆さん、ありがとうございました。
 同じく木曜日は、ジレット先生の記念礼拝とジレット賞の授与、墓参がありました。ジレット先生に直接、薫陶を受けられた卒業生の方から、「東雲生の心・行い」について、示唆に富むお話をしていただきました。ジレット先生は、晩年、杖をつく不自由な体ながらも、落ちているごみを拾われていたそうです。私たちは、どうあるべきかを考えた人も多かったのではないかと思います。
 金曜日は、中学2年生のお二人にお花を活けていただきました。「紫カーネーション」の淡い紫と、「ゴットセフィアナ」と「ソケイ」の葉の緑が、うまく調和して、みずみずしい雰囲気を漂わせています。
 中学1年生には、お茶を点てていただき、おいしく頂戴いたしました。お菓子は季節にちなんだ「アジサイ」でした。まさに、梅雨の最中の今日にふさわしいお菓子でした。窓を開ければ、中学3年生がつま弾くお箏の音が聞こえてきました。毎週の練習で、着実に上達していることでしょう。

 今日の会話は、「梅雨と言えば?」の問いに対して「靴下が濡れて困る」「じめじめしていやだ」「雨が降って水たまりもできて大変だけど、紫陽花がきれいです」「雨がたくさん降って、湿気が多い」などという回答をいただきました。「では、一番好きな季節はいつですか。その理由は?」と尋ねると、「秋です。誕生日が秋だからです」「冬です。イベントが多いので」「春です。新しいことが始まってワクワクするし、楽しいからです」「夏です。プールや海で泳ぐことなど、遊ぶことが盛りだくさんだからです」と答えていただきました。

 今週の週末は、本校のオープンスクールです。小中学生の皆さんに、お越しいただき、学校生活の様子を見ていただきます。四国大会出場の部もたくさんあります。皆さんにとりまして、ステキな週末となりますように。